今回の主人公Sさんについて
Sさんはロジカプラスに入会し、結婚相談所で活動をしますが、辛い思いが続き、5カ月目からマッチングアプリも併用することに。マッチングアプリを始めてすぐ出会った30歳の技術研究職の男性と結婚へと進みました。
そのため、いわゆる結婚相談所での「成婚退会」ではありません。
ロジカプラスではご本人の希望がある場合は、状況を見つつ、相談所外での活動もサポートいたします。今回、お2人の婚約成立前後までカウンセリングの形で、伴走させていただきました。
Sさんは文章をまとめ、相手に伝える力がとても高い方でした。今回「成婚退会番外編」として、以下ご本人が書いてくださった手記をベースに3部作でお届けしています。
01|【活動内容編】20代女性・子どもを希望しない場合、結婚相談所では実際どうなのか
02|【アプリで成婚編】結婚相談所とアプリを併用して半年で理想の相手と出会うまでの経緯←今回はココ
03|【活動準備編】20代半ば女性の婚活前後にやって良かったこと・購入したもの
たおやかさんについて
\ ウサギの姿で婚活に悩む男女を応援 /
【心たおやか】に婚活を!
結婚相談所ロジカプラスの中の人。婚活に関するありとあらゆるお悩みが少しでも軽くなるようにお手伝い。婚活カウンセラーが天職、別名 ”励まし系カウンセラー” 。名古屋市民に憧れを持つ春日井市住民。たくさんの成婚事例をもとにした客観的かつ、よりそい型のアドバイスが好評。
相談所で18人とお会いして、何件か交際をしてみるも、Sさんがいいな、と思えた人は1人だけ。
そこで結婚相談所とマッチングアプリを併用し始めます。
(※マッチングアプリでの活動も、交際状況を見つつサポートしています)
マッチングアプリで唯一お会いしたのがTさん。
そのままあれよあれよと結婚まで歯車が動き始めます!
お相手Tさんと初めて会った時の印象を教えてください
Sさん:マッチングアプリ(Pairs利用)のプロフィール上の第一印象は真面目そう。正面からの顔写真(自撮りではなく、他の人に撮ってもらったもの)を複数枚掲載していて、全て撮影場所が異なるので人となりが分かりやすかったです。自己紹介の文量がちょうど良く、内容に緩急があって読みやすく、かつ構成が上手い。自分の言葉で書いているのが伝わりました。実際会ってみたらプロフィール上の写真そのままの人で安心、ハキハキしていました。今は優しい、頼りになる、包み込んでくれる、可愛い、と思っています。
マッチングアプリでお相手に会ってみようと思った決め手を教えてください
Sさん:安心感と優しさ、真剣さが伝わったから。彼から「いいね」をいただき、プロフィールを拝見して真面目さを感じ「いいね」を返しました。メッセージ初回から、挨拶だけでなく、私のプロフィールを踏まえて長めの文章(10行程度)で問いかけてくれて、他の人と違うな、自分に興味を持ってくれているんだなと感じました。
そこから1時間かけて3往復ぐらいやり取りした後、私から通話を持ちかけて話しました。事前に電話で込み入ったことを話したかったのです。
・自分のプロフィールに何箇所も明記した「子どもを望まない」という条件を読んでくれているのか
・次にお付き合いする方とは結婚を前提に考えたいから、そういう条件も問題ないのか
・彼は将来犬を飼いたいと書いていたが、私はペットを飼うことも望んでいないけれどそれでも良いのか
どのように話を切り出したらいいかまとまらなくて困っていたら「ゆっくりでいいですよ」と言ってくれたのが嬉しかったです。
それから毎日1往復程度のメッセージのやり取りをして、初回メッセージから3日後に私からランチに誘い、その週末に初対面となりました。
お相手との交際の決め手を教えてください
Sさん:
・清潔感、安心感
・私にも周りの人にも自然と気遣いができるところ。
・店選びの時点で性格が合いそうと思ったから。
・会話のテンポが心地良く、語彙力があると感じたから。
以下、Sさんの当時のメモよりTさんの良いところ
・「名古屋駅はどこも混んでいるので、矢場町にして正解だった」という感じで店を選んでくれる
・とある店が10組待ちで、「たぶん30分~1時間待てば入れますね」とか、合理的、効率重視なのかな(私もそのタイプなので合う)
・店内の空き状況もさらっと確認してくれる
・店員さんにも、お願いします、ありがとうございます、お水くださいなどはっきり言い、コップを店員さんの方に差し出す
・私にも、「普段来ないようなところに食べに来られて良かった、美味しかった」と何度もはっきり言ってくれた
・箸を渡してくれたり、1時間でサクッと切り上げてくれたり、気遣いができる
いつ頃、何のタイミングでお付き合いへの移行を意識しましたか?
Sさん:
→1回目の後から2回目までの1週間
ほぼ毎日通話して、過去のこと、家族のこと、結婚観や金銭感覚、衛生観念など、踏み込んだ話をしました。
電話でのやりとりを重ねた理由
Sさん:交際に進むか判断するための込み入った話は、カフェなど他人が近くにいるところでは結局話しにくい、人目が気になるため、私は主に通話で開示するようにしていました。お互いが落ち着いて通話できる環境があったことは本当にありがたかったです。私としては、明るく話せる内容ばかりではないので、お相手との対面や、周りに人がいるよりも、話の筋立てと、お相手の話を聞いて理解することだけに集中できる通話が向いていました。
電話で話した内容について
Sさん:相手のことではなく、自分のことで懸念点(マイナスポイント)だと思っていることもお互いに正直に話し、それに対して自分はどのように対応しよう、補おうと思っているのか、どのように接してくれたらありがたいのかを伝えました。
それを聞いた側は、今は知識が不足していて全ては理解できないけれど、この点については理解できるから、少しずつ知っていきたい、といったように、正直な気持ちを返しました。これだけ話し合いができる、素直に開示してくれる人なら大丈夫そうだ、と感じました。人生の目標「穏やかに暮らしたい」が合致していたことも大きかったです。
以下、当時のメモよりTさんが言ってくれたこと
「包み隠さず(話します)」
「自分の考えを持っていて、それを伝えてくれるから嬉しい」
「人生そういう時もある」
「人生ほどほどが一番、なるようになるし、なるようにしかならない、だからその時その時で話し合って、自分たちや家族のバランスの良いところを探していければ良いと思っている」
Tさんと出会ってから、Sさんの相談所の活動はストップ。
Sさんへのサポートは継続し、文章のやり取り(長文の文通状態で)がメインでしたが、3月に交際がスタートしてからSさんとTさんと3人でお会いしています。
Tさんは「人生何度目なの!?」というぐらいお若いのにしっかりしていて優しい男性で「ああ、よかった、出会えたね。この人なら大丈夫」と確信しました。
何より、横に並ぶSさんの顔が、可愛かった!
この人と結婚したい(するかも?)と思った瞬間はどんな時でしたか?
Sさん:「結婚するかも?」は、Tさんと初めて会って、対面でご飯を食べていた時。鈴木さんとのワークで整理した、結婚相手と自分がどこにいて何をしていたいかのイメージ「相手とリビングにいて、テレビを見ながら『ご飯何にする?』とまったり話している様子」が浮かんだから。
「結婚したい」は、旅行の帰路で、私の実家が見えてきた時に、彼が「お家だね、安心するね」と言ってくれたのですが、私は即答できず、「うーん…やや安心する、65%くらい」と言いました。
今までは旅行から帰ってきたら、すぐに安心していたはずなのに…と、一日くらいなんだかしっくりきませんでした。
でも、翌日に彼の家に行った時、自然と「ただいま~」と言って家に上がり、「落ち着くー!」と口にしている自分がいました。
今までは「お邪魔します」と言っていたし、最初の頃は、知らない家に来た犬や猫のように、警戒してそわそわ落ち着かなかったり、実家に帰りたいなあと思ってしまったりしていたのに。(彼は「自分の家に帰りたくなったらいつでも言ってね、送って行くから」と言ってくれていました。)
私が落ち着くところは、彼のいるところなのだと実感しました。
その日にお互いに自然と、「一緒に生きていこう」と伝え合い、結婚について具体的に(住まい、結婚式、指輪についてなど)話し始めました。
お相手にキュン❤️とする事を教えてください
Sさん:常に私のことを心身ともに気遣ってくれること。初旅行で私が体調を崩しても、不機嫌になることなく、予定を軽くして寄り添ってくれました。彼は仕事が忙しいので、私も彼を気遣い、2人で、また各々で、まったり過ごす時間を意識的に取るようにしています。(お互いに、1人の時間も2人の時間も好むタイプ)
意見の相違があっても、お互いの意見をじっくり聞いて、咀嚼した上で、落としどころを一緒に探してくれるところ。お付き合いが始まる時点で、「小さなことでも話し合いをきちんとして、何事においても擦り合わせをしていこうね」と言ってくれて、確実に実行してくれています。
料理が上手!美味しい!嬉しそうに生き生きとパスタを作ってくれて、素敵だなと思いました。私は全く料理ができないのですが、それは初対面の時から打ち明け済みで、少しずつ料理を教えてくれることに心から感謝しています。
おススメのデートスポットがあれば教えてください!
Sさん:
オオカンザクラの並木道(→愛知県のサイトへ)
↓
SHUMOKU CAFE(→公式インスタグラムへ)
↓
名古屋市市政資料館(→「とらつば」撮影現場。たおやかさんの中の人運営のインスタグラムへ)
高岳駅からカフェまで、並木道を15分ほど散歩してみてどう感じるか、カフェでの過ごし方はどうか。名古屋市市政資料館ではウェディングフォトの撮影が多いので、結婚に対する意識や結婚式などの話に自然と持っていけて、価値観の確認ができます。(私はそういう意図で行ったわけではないですが笑)
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