今回の主人公Tさんについて
Tさんは30歳、技術研究職の男性
頭の回転がよく物事をよく知っていて、結論から話すことや、相手がわかりやすいように例えを入れて話すのが得意。
「成婚退会番外編 子どもを持たないと決めて幸せ成婚」した名古屋の20代女性Sさんのお相手です。
ご卒業後、両家顔合わせを終え、新居が決まり、ひと段落ついたところでインタビューでお2人にお会いしました!
お相手のSさんが結婚相談所ロジカプラスに在籍中、マッチングアプリで出会いました。そのためお2人はいわゆる結婚相談所での「成婚退会」ではありません。
2024年2月 マッチングアプリで出会う
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2024年3月 結婚前提の交際スタート
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2024年6月 双方の親御さんへのご挨拶後、Sさんがロジカプラス卒業(Tさんとの交際中は相談所の活動はお休みしていましたが、カウンセリングの形でサポートを継続)
今回のこの記事は【成婚退会番外編】彼視点|婚活振り返りインタビューです。
ロジカル男子Tさんの語る言葉は深く、婚活に対する心構えがよくわかる内容になっています。
ロジカル男性の婚活心構え
男性の婚活がうまくいくコツ
たおやかさんについて
\ ウサギの姿で婚活に悩む男女を応援 /
【心たおやか】に婚活を!
結婚相談所ロジカプラスの中の人。婚活に関するありとあらゆるお悩みが少しでも軽くなるようにお手伝い。婚活カウンセラーが天職、別名 ”励まし系カウンセラー” 。名古屋市民に憧れを持つ春日井市住民。たくさんの成婚事例をもとにした客観的かつ、よりそい型のアドバイスが好評。
— 婚活をはじめたきっかけを教えてください
Tさん:中学・高校の同期など周りが結婚していく漠然とした不安感がきっかけです。これから40年、50年1人で過ごしていくのはどうなのか、1人だといくらでも甘えられちゃうので生活が堕落するかもしれない。一緒に住んでいる人がいるほうが健康上のリスクが少ないし、メリハリのある生活ができる。例えば「まぁいいや次の金曜日で」とせずゴミ出しをしなくてはいけないとか、外的な圧力というか、やらなくてはいけないことがあるのって大事なのかなと。相手がいることで自分が経済的にも精神的にもしっかりしなくてはいけないと思える。
あとは住んでいたところの大家さんが良い相手がいないのかと気にかけてくれていたのもきっかけでした。今回Sさんとの新居に引っ越すことになって、大家さんは寂しくなるねぇと。
—お相手Sさんとの出会いのエピソードを教えてください
Tさん:マッチングアプリ(ペアーズ)がきっかけで出会いました。アプリ上で何回かやり取りと、電話で会話した後、2〜3回ほどデートして、気疲れせず、相性がお互いに良いと思えて、交際することになりました。
それまでにアプリは半年ぐらいやっていました。男性も年収を盛る、みたいなことがあるけど、よく見せたいと思う女性が多いんだなぁという印象でした。何回か会ってみないとどんな人かわからなかったり、30歳を越えてくると、結婚に対しての理想が上がるような気がしました。ご本人と合わないような高い理想を持っているのが雰囲気からわかったりする。そういう人とは何回か会うと疲れてしまって、会わなくなりました。
Sさんとは気疲れがなかった。最初に会う前に、電話で話したいと言ってくれて、自分の意見がしっかりあって自分がどういうふうに生きてきたか、自分なりに自分のことを考えられる人、自分を盛ったりしない人だと思いました。
Sさん:最初にマイナス要素を出しておきたかったです。よく思われていて後出ししてそれはちょっと、となるよりいいと思っていました。これまでのことって事実で動かないから初めに伝えておけたらと思いました。
—初めてSさんと出会ったときの印象はどうでしたか
Tさん:警戒心が強くてソワソワしていた。百戦錬磨という感じの人とも会ったけど、Sさんに対してはルーキーが現れたと思った。
婚活のルーキー!
Sさん:アプリで出会う人は(結婚相談所でお見合いをするのと違って)以前にアプリを使っていた時も含めて3人目でしたが、単純に怖かった。力、物理的に勝てないと思うから。Tさんからは初めて会った時に、料理の失敗談を教えてくれって言われて、就職の面接みたいだな、と思いました。失敗した後、どう乗り越えたかを聞かれたんです。
Tさん:なぜ聞いたかというと、火の管理とか生命に関わる心配がないか、と思って。そういうことをぺろっと話す人もいるかもしれない。
Sさん:高校生の時、母親が体調を崩して私がカレーを作った時の話をしました。中間テストの初日で明日の世界史の勉強をしなくてはいけない中、肉が買ってきてあるからという理由で作ったにも関わらず、肉を入れ忘れた。どう乗り越えたか…肉はゆがいてのせました。私はマイナス面を出しておきたいタイプなので、得意料理を聞かれるよりよかったかも。そういえばプロフィールに日向ぼっこするのが好き、と書いてあってそれも合うかな、と思った。
—お相手と結婚したい(するかも?)と思った瞬間はどんな時でしたか?
Tさん:デートしていて気疲れしないところ、無理に合わせなくてもお互い合うと思えるところ。違和感や大きな価値観・嗜好の違いがないところです。
Sさん:価値観というのは、例えば初回のデートが名古屋駅ではなかったんですが、理由が人混みや並ぶのがお互いに嫌とかそういう点に相違がなかったです。
Tさん::ディズニーランドが好き、とか、なんというか人の色の違いが僕の中ではあって、キラキラした人と図書館にいる方が好きな人、という感じの違いです。Sさんは違和感がなかった。Sさんはほわっとした淡い色だなと思っています。
ー婚活をやめようと思った瞬間はありましたか?それをどう乗り越えましたか?
Tさん:悪い意味で「いろんな」女性がいるんだなぁと思った時。「いろんな」というのは例えば理想が高すぎる女性。見た目というかオーラというか雰囲気からにじみ出ている。
とはいっても、婚活ではある程度母数を増やさないと出会えない。いいなと思える人は半年やっていて2人ぐらいいたから1割くらいでした。でもこちらがいいな、と思ってもお互いにいいな、と思えないと意味がない。
婚活については仲良くしてもらっている先輩から鍛えられた。最初はコミュニケーション能力を鍛えるために、パーティに誘ってくれた。大人数と会えるからまずは話をする相手ができるのでよかったです。そこで大切にしていたのは「ぱっと見、キモくない」こと。清潔感が大事で、服装に関してはユニクロやGU、白いシャツに黒のパンツでいいくらい。
Sさん:以前、会社の研修で習ったんですけど、清潔と清潔感は違う。例えばハンカチにしても、洗ってあったら「清潔」だけど、洗ってあるか洗っていないかというより、シワがなく清潔そうに見えるかどうかが「清潔感」。
↑婚活中の男性が知っておくと良い「清潔」と「清潔感」の違い。
すごくわかりやすいです
Tさん:出会いは確率的で試行数に依存するので、気持ちを切り替えて次にのぞむようにしました。合わなければ合わないでしょうがない、と気持ちを切り替えてやっていた。自分が良くても相手次第なので、そんなに期待せずに相手の出方をみつつやっていた。余裕が大事。余裕がないと、この人じゃなきゃいけないと思ってしまう。Sさんと出会った頃に相談所という選択肢もあった。知り合いが相談所で働いていたから、面白そうだから興味・好奇心はありました。
ーSさんに対して可愛いなぁと思うことを教えてください
Tさん:最初は警戒心が強かったけど安心して甘えてくれるようになった時。交際を初めて1カ月目ぐらいから警戒を解いてくれた感じ。甘えてくれる、安心してくれるようになって。Sさんは勝手にあれこれ考えて消耗していくので、気持ちが落ち着いたり、リラックスしてほしいと思っていました。
Sさん:彼氏ができたのが4年ぶりぐらいだったから、付き合うということ自体が久しぶりでした。そういえばTさんは私のことをタヌキだって例えるんです。
タ、タヌキ…!?
Tさん:タヌキっていうのは、基本的に得意なことがなくて、不器用でおっちょこちょいだけどなんでだか生きてきちゃっているというイメージです。器用なわけじゃないのに、なぜか生きているということは 大きな欠点がない。致命的な欠陥がないから生きてきている。それは強みだと思うんですよね。だからたぬきに例えるのは褒め言葉です。Sさんとの普段の会話や、生活の中での一工夫から、聡明だなと感じることも多いです。不得手な部分も、そういった頭脳や努力で一生懸命補っているなと思います。
Sさんの聡明さや一生懸命さは、活動中も光っていました!
Sさん:私としては、自分の好きではないところを「そんなことないよ」とやんわり包まれるよりも「そういうところもあるけど、タヌキみたいだと思ってるよ。頑張って生きてるじゃん」と言われた方が、私の欠点を冷静に把握してくれていることが伝わってきて安心するし、欠点を否定するのではなく、ユーモアで包んでくれるから凹まないので、ありがたいんですよね。
Tさん:夢見るタヌキという一面もあって、たまにヒャッハー系に憧れる。でもタヌキだからああいうのは疲れるというのを忘れてキラキラに憧れる。憧れるんだけど空回りして、また悩んだり。
Sさんはのんびりしている時に本領が発揮されるので、なるべくゆったりした気持ちで過ごしてほしいし、そうできるようにしてあげたいです。
Sさん:私の性格、性質を感じ取った上でわかりやすく具体的に例えてくれる。そこまでしてくれるのってありがたいなぁと思って。自分がどんな人間なのか、ユーモアを交えて伝えてくれる。タヌキと言われるとちょっと可愛くなる。
自分で言うのも何ですが、家でも外でも「良い子、優等生」と見られることの方が多かったです。負の面を出すと「そんな人だと思わなかった」とびっくり、がっかりされる。「本当の自分」を分かってもらえない、出せない、とはいえ幻滅されたくはないプライドの高さ。そういったところを全部分かってくれるTさんは、本当に貴重な存在だなと思います。
Tさんに対して、最初に会った時にこの人かも、という気持ちはあった。プロフィールの文章、やり取りの文章、電話の内容と齟齬(そご)がなかった。例えば私はメガネをかけている男性が好きなんですが、プロフィールの写真でかけてなくて、当日メガネをかけてくると、本来メガネをかけている人が好きなのに、写真と違うということでびっくりしてしまう。髪型とメガネが違うとわかんなくなってしまう。違和感はマイナスの感情になるので、それがその人の第一印象になってしまうのは勿体無いと思う。プロフィール写真と実際が違わないよう、普段メガネをかけているのに、メガネなしの写真を載せるなら、どこかに「普段はメガネををかけている」と書くか、メガネをかけている写真も載せるといいと思う。
ーおすすめのデートがあれば教えてください
Tさん:行ったことのないレストラン、ご飯屋さんへ一緒に冒険する。僕が料理が好きだからお店のリストが1200ある。Google mapに保存してあるんですが、パキスタン、ドイツ料理、ロシア料理、お寿司など。行ったことのないところに行くのが冒険。不確定事項の所に行くわけだから、コミュ力、問題解決能力が必要で、新しいダンジョンや迷宮に行くみたいな感じ。
Sさん:最近だと近所のお弁当やさん。昔からある家から近くのお店なんだけど、行ったことがなくて。2人で行ってみたらすごく美味しくて。
—これから婚活を始める方や検討されている方に向けたメッセージをお願いします
Tさん:出会いは確率論的で、きちんと自己分析をして自分がどんな相手と相性が合いやすいのか「ターゲット」を絞った上で試行数を地道に増やしていくことが重要だと思う。
何かあっても悲観せず、70億居たらほぼ35億は異性だと思っておくことは大事なのかなと。
気を詰めても良い出会いは逃げていくので気持ちの余裕はとても大切。あとは自分はどうしたいのか、学生の時から考えていた。ネットで調べて自分を知るためのツールを使うのもいいと思います。だから婚活をする前から、こういう人がいいというのはあった。
相手に勝手に期待するのは良くないので、おおらかにいこうと思っていた。ほどほど適当がいい。中道、「やりすぎず、やらなすぎず」です。
Sさん:1人でもいいから好かれるように、身だしなみとか話し方とか、心の持ち方を整えるといいと思います。
—婚活を終えてどうですか?
Sさん:ストレスがなくなりました。実は頭皮に1箇所赤ちゃんみたいな毛しか生えないところがあって、婚活を終えたら髪が生え始めていて!それをTさんが気づいてくれたんですけど。
親が死んで独りになる未来に対するストレスと、今頑張るとどうにかなるかもしれないというストレスと天秤にかけるとどうだろうと思うようにしていました。今は親も元気で環境が整っているけど、あと5年経ったらわからない。でも婚活中は荒れてたと思う笑。母親にも「まぁまぁ、落ち着きなさい」と言われていた。
Tさん:デートのプランを新しい人と組むのはストレス、経済的にも移動費と食費となるとお金がかかる。時間もかかる。移動と食事の時間。1回のデートで4時間かかるとして、自分が起きている時間、休みの日の16時間の25%が失われるのは大きい。時間とお金という有限の資源から25%を婚活に充てていたのを他のことに回せるようになった。
新しい人に投資する必要がなくなった。特定の人に積み立てられるようになった。それまでは投資先が潰れていたけど、株式の取得ができて、保有率が上がっていく、みたいな。
Sさん:同じ土日に名駅に出かけるにしても、知らない人と会ってうまくいかなくて帰ってくるより、決まった人と会って帰ってくる方がいい。
婚活を終えて、安心したけど、どうなるかはわからない。何が起こるかわからない。自分で自分を養っていけるようにしたい。私はタヌキなので、正直難しいかもとも思う。人が変わるのに最短3カ月かかるというけど、私は3年かかるかも。やりすぎちゃう、考えすぎちゃう。自分に合った働き方、安定した収入が得られるようになったら安心するのかもしれない。オールOK、手放しでハッピーというのはない。彼に対しての安心感はあるけど自分の人生が決まったという感じではない。精神的にもっと自立しないとなあと思う。そうしたらうまく循環していくと思う。
Tさん:Sさんの言っていることは至極真っ当だと思う。責任感が強いので、自分で自立していきたいという思いがわかる。物理的に、精神的に、経済的にも独立するっていうのは、負い目をつくらない。Sさんは世話になっているからと言いづらさを感じて、きっとためて爆発するタイプなので。
Sさん:その爆発が双方にとっていいことはないから、冷静にどうするのが良いかを見極めてタヌキなりの成長を遂げたい。
Sさんのスケジュールや数字の振り返り
お見合い:18人
仮交際:5人
Tさんとお会いする
※お会いしたのはTさんのみ
初対面→初回デート→通話で価値観の擦り合わせ→2回目デート→交際へ
双方親御さんへご挨拶
プロポーズ、新居内見
Sさんロジカプラスをご卒業
同棲開始、両家顔合わせ
婚活は人生後半戦をどう生きたいかを考える大切な活動。
TさんとSさんが積み重ねていくこれからの生活に幸多いことを願います!
Tさん、Sさん、インタビューありがとうございました♡
あなたはどんな人生後半戦を送りたいと思うのか
ぜひお話しお伺いさせてください
※無料相談は入会のお申し込みではありません
※無理に入会を進めることは絶対にいたしません
※火曜日(定休日)をのぞいて、1営業日以内にお返事をお送りいたします
よくあるご質問
初めて婚活を考えた男性ほど
伸び代があります!
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